ゴボウ茶に使用されるゴボウの皮には、サポニンという成分が含まれているというお話をいたしましたが、ゴボウの皮に含まれているこのサポニンは、高価なことでも有名な高麗人参とほぼ同じなのです。

高麗人参は、漢方薬として使用されるものですが、たぶん名前くらいは、誰でも一度は聞いたことがあるであろう、有名な商品です。
非常に高価なものではありますが、本当に数多くのさまざまな効果や効能を持っているためにとても人気があります。

この高麗人参とほとんど似たような成分が、ゴボウ茶の中に入っているというのですから、とくに若返りを意識していらっしゃらなくても、飲まないなんてもったいないですよね。
しかも、ゴボウの皮といったら、普通はいつも捨てているものではありませんか。

その捨てている部分に、そんな効果や効能があったのですから、こんなに嬉しいことはありません。
高麗人参のお茶ですと、その価格の高さから言いましても、一般のかたがたは毎日飲むのは不可能でしょう。

しかし、似たような成分のゴボウ茶なら、毎日でも飲むことができます。

サポニン

サポニンですが、これはもともとは大豆に多く含まれている成分でもあるのです。
そして、味覚としての苦みや渋み、えぐみなどといった不快な味のもとになる物質なのですね。

「サポ」というのは、泡や泡のたつものなどという意味でして、実際にサポニンに水を加えることで発泡するという性質を持っています。
この性質は、人間の腸内をキレイにしてくれるという働きをしてくれます。
さらに、サポニンは水にも油にも溶けるという性質も持っています。

この性質は、血管内にこびりついたコレステロールを除去したり、血液中の脂質を減少させたりする働きをしてくれます。
そして、動脈硬化を促進する物質と言われる過酸化脂質の生成を抑える働きも持っています。

このような感じで、サポニンには非常に多くの生理活性作用がありますが、この作用というのはサポニンを含む植物によって異なります。
ゴボウの皮に含まれるサポニンには、とくに若返り効果の作用が強いということになるのかもしれません。
もちろん、見た目の若返りに効果的なだけでなく、内側からの若返り・・・つまり健康的な身体も手に入るということになるのですね。

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